インプラントはとても専門性の高い治療であり、大きな外科処置を伴います。
そのためより専門的な知識を持った歯科医師が治療にあたることが必要とされます。
患者様も、信頼性の高い資格を持っている歯科医師に治療を任せたいと考える方が多いのではないでしょうか。
日本口腔インプラント学会専門医とその利点についてお伝えします。
目次
■「インプラント専門医」はどれくらいいる?
◎インプラント治療は歯科医師なら可能!
インプラント専門医とうたっている歯科医院は多くあります。
インプラントは歯科医師の免許を取れば、誰でも治療が可能になります。
また、インプラントのさまざまなメーカーで講習会などもあることから、特に日本口腔インプラント学会の専門医、指導医にならなくてもインプラント手術を行うことができます。
基準が曖昧なのも確かで、確かな基準を設けるために日本口腔インプラント学会の中に、専門医、指導医制度が立ち上げられました。
■日本口腔インプラント学会認定制度
◎日本口腔インプラント指導医
日本口腔インプラント学会指導医とは、日本口腔インプラント学会で正会員歴10年以上が経過し、インプラント治療を熟知し、さらに申請資格を満たし、指導医試験に合格した歯科医師が登録されます。
歯科医師を指導できる立場にあるため、指導医と呼ばれています。
◎日本口腔インプラント専門医
日本口腔インプラント学会専門医とは、正会員歴5年以上で、インプラントの知識と技能を有し、資格条件を満たした上で専門医試験に合格した歯科医師が登録されます。
指定の講座を3回以上受講、大会に8回以上参加、論文の提出など細かい決まりがあります。
◎更新制度もある
日本インプラント学会専門医及び指導医は、合格したらそれで終わりではありません。
資格更新の試験があり、これに合格しなければ資格を継続することはできません。
インプラントは日々新しい技術が入り込んでくる分野ですので、更新制度を設けており、日本口腔インプラント学会の制度は、とても信頼性の高いものだと言えます。
■インプラント治療に高い専門性が必要な理由
◎大きな外科処置を伴う
では、なぜインプラントに専門医などの資格が必要なのでしょうか。
インプラントは大きな外科処置を伴う手術です。
近年では広く受け入れられてきましたが、日本口腔インプラント学会以外にもさまざまな認定制度が存在していたり、歯科医師が誰でもインプラント治療を行えたりとまだまだ発展途上の分野でもあります。
全身を含めたリスクのある外科処置だからこそ、確実に専門の教育を受けている歯科医師に治療を行なってもらいたいと考える患者様は多いのではないでしょうか。
◎幅広い知識が必要となる
またインプラントは外科的な知識だけでなく、上に被せる補綴物、全身疾患の知識、事前の歯周病の治療など、幅広い知識が必要となります。
日本口腔インプラント学会では、講座の受講や大会への出場だけでなく、さまざま基準や更新の制度を設けておりますので、幅広い知識を身につけた歯科医師のみが資格を得ることができるシステムです。
【日本口腔インプラント学会専門医は信頼性の高い資格】
日本口腔インプラント学会専門医、指導医はとても信頼性の高い資格です。
歯科医師は歯科医師免許を取れば誰でもインプラント手術を行うことができますが、だからこそ信頼性の高い資格を持っている歯科医師に手術を任せたいと考える患者様も多いのではないでしょうか。
当院には、日本口腔インプラント学会専門医の資格を持つ歯科医師が在籍しています。
インプラント手術をお考えの方はぜひ1度当院にご相談ください。