インプラントができないケースとは?|東金市の歯医者|ぐみょう今井歯科医院

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インプラントができないケースとは?



患者様の口腔内の状態によって、インプラント治療が受けられないケースがあるのをご存じですか?

口腔周囲の問題だけでなく、全身由来の問題で、インプラント手術が受けられないこともあります。

骨造成など、対策があるケースもありますが、どのようなケースでインプラント治療が受けられないのか解説します。



■インプラントができないケースとは

◎骨密度の問題

骨粗しょう症、年齢によって骨密度が低下しているなどの方は、インプラント治療を受けられないことがあります。

骨密度が低く、インプラントが定着しない可能性がある方は、骨密度や骨の量を詳しく調べる検査が必要となります。


◎清掃不良、歯周病の方

天然歯には歯根と歯槽骨の間に歯根膜という組織があります。

しかし、インプラントは歯槽骨と直接結合しています。

そのため、クッションのような役割をするものがなく、炎症が起こると早急に波及するという特徴があります。

この炎症をインプラント周囲炎といいます。

歯周病がある方、清掃不良の方はこのインプラント周囲炎にかかるリスクが高いので、インプラント治療を受けられない可能性があります。

インプラント周囲炎はインプラントの早期脱落につながり、寿命を縮めるリスクのある病気です。


◎ヘビースモーカーの方

喫煙習慣がある方は、インプラントが定着しにくいとされています。

また、インプラント周囲炎のリスクも高くなります。

喫煙は歯周組織への血流を減少させたり、免疫力を下げたりします。

それだけでなく、歯周病にかかっても症状に気づきにくいという特徴もあります。

たばこを多く吸うのある方は、治療期間中は禁煙、その後も本数を減らすなどの取り組みが大切です。


◎妊娠中の方

妊娠中の方にはインプラント治療をおすすめしていません。

外科的な負担だけでなく、投薬治療を行うリスクもあるため、控えた方が良いでしょう。


◎全身疾患がある方

糖尿病、心疾患や脳血管疾患などがある方はインプラント治療を受けられないことがあります。

インプラントが定着しにくかったり、処置中に出血が止まりにくかったりするためです。

どのような状態かによっても変わってきますので、全身疾患がある方は一度ご相談ください。


◎未成年の方

未成年のうちはまだ顎の骨が成長する可能性があるため、インプラントを入れることはできません。

20歳未満の方はインプラントを入れられないとしている歯科医院が多いのはそのためです。


◎メンテナンスにいらっしゃるのが難しい方

インプラント周囲は天然歯よりも、より清潔にしておく必要があります。

インプラント周囲炎を起こしてしまうとインプラントの早期脱落に繋がってしまうためです。

ご自宅でのケアだけでなく、歯科医院にメンテナンスにいらしていただき、時にはネジの部分を外すなどして清掃する必要があります。

定期的なメンテナンスを通院して行うことが難しい場合はインプラント治療をお断りすることがあります。



■歯槽骨が少ない場合は……?

◎骨造成を行う

さまざまな理由で骨が少ない場合は、骨造成という選択肢があります。

骨造成手術にはソケットリフト、サイナスリフト、GBR法などがあり、さまざまな骨の欠損に対応できます。


【骨が少ない場合は骨造成、全身由来の場合は治療が受けられないことも】

抜歯や加齢などでさまざまな理由で骨が少ない場合は、骨造成を行って治療することが可能です。

しかし、全身由来の疾患の方は治療をお受けできない場合もあります。

その他、さまざまな理由でインプラント治療を受けられないケースがあります。

ご自分がインプラント治療を受けられるかお知りになりたい方は、ぜひ一度無料相談にお越しください。


ぐみょう今井歯科医院
歯科医師
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